先輩社員インタビュー No.01


当社で活躍していらっしゃる女性監督(以下Kさん)にインタビューをしましたので、その様子をお伝えします。
 
まず、どうして土木業界で働こうと思ったのですか?
Kさん:はじめは現場監督としてではなく、ダンプの運転手としてこの業界に入りました。
 
そうだったんですね。ダンプの運転手を始めたきっかけは?
Kさん:きっかけは、知り合いがダンプの運転手を始めたことでした。わたしはこどもの頃から体を動かすのが好きで、中学のときからずっとバレーを続けています。そのバレー仲間が就職してダンプに乗り始めました。話を聞いてみると、普通のOLよりはお給料もいいし、大きなダンプに乗っていろんなところへ行けて楽しそうだなって思うようになりました。
 
それがきっかけで土木の世界に入ったわけですね。
Kさん:はい。ダンプの運転手として工事現場に行っては現場の手伝いをしているうちに、気づいたら運転手から土木施工責任者になっていました(笑)
 
実際働いてみて、どうでしたか?
Kさん:ずっと机で事務仕事をしているよりは楽しいと思っていますよ。仕事をする上で資格もたくさん取りました。自分でできる世界がどんどん広がっていくって感じでしたね。

女性だから困った、ということはありませんか?
Kさん:う~~~ん、あまりないですね。外のお仕事だから、髪の毛やお肌のお手入れに気を付けなきゃってことくらいですかね。
 
逆に、女性だから得をしたということは?
Kさん:「ドボジョ」や「けんせつ小町」といわれるような女性の方が増えてきたとはいえ、まだまだ男社会です。なので女性ということで気を遣ってもらっているとは思います。仕事をしていて、男性と同じように頑張っても、特に持ち上げてもらったり(笑)その点は得しています。
 
仕事上でのエピソードを教えてください。
Kさん:エピソードになるかどうか分かりませんが、意見が分かれたりして、作業員さんとはケンカもしますよ。

本当ですか!?
Kさん:もちろん殴り合いのケンカではありませんよ。物は飛びますが(笑)。女だからといって、わたしは一歩も引きません!なぜならわたしは現場監督。その現場の責任者ですからね。ケンカに発展するくらいお互い意見を出し合って、真剣に仕事に取り組む。責任ある立場の者として当たり前の姿勢だと思っています。そこは男も女も関係ないと思いますよ。
 
最後に、心がけていることを教えてください。
Kさん:現場で工事を始める前に、ご近所の方々に「ご協力お願いいたします」とあいさつに伺います。そのあいさつも、男性の監督が行くよりは受け入れていただきやすいようです。現場周辺の方々との良好な関係づくりを心掛けています。
 
ありがとうございました!